前回は全米オーペン開催地にあるセントラルパークのテニスコートを紹介しましたが、今回は全豪オーペン会場そのものメルボルンパックを紹介します。テニスのコート様はこちらのコートの予約にお手伝いすることが可能です。ぜひご用命ください。
メルボルンパークは1988年から全豪オープンの会場として定着しています。構内には15,000人の観客も収容できるロッドレーバーアリーナ(センターコート)のほか、さまざまのサイズのコートが39面もあります。テニス大会のみならず、毎年サッカー試合やコンサートなどのイベントも多数開催されますので、一年中ににぎわっています。
そしてこのメルボルンパークは、グランドスラム4大会の会場の中で、唯一だれでもプレイできる施設のようです。センターコートのようなアリーナはさすがにハードルが高いから、一般利用者がプレイできるのは三つのアリーナを除き、ほぼすべてのコートです。
具体的に、以下のコートが使えます。
- Showコート・2面
- インドアコート・8面
- アウトドアコート・20面
- レッドクレーコート・5面
その中に、特に注目したいのはShowコート2とShowコート3です。この二つのコートは大会の中盤まで多くの試合が開催され、シード選手の多くもプレイするところです。それぞれのコートに3000人分の観客席も設置されています。このコートに立ったら、ロジャー・フェデラーやノバク・ジョコビッチ、そのスーパースター達がコートに臨むときの心境を味わうこともできそうです。
下記の写真はShowコート2の様子です(Wikipediaより)。
そして下記の写真はShowコート3の様子です(Wikipediaより)。
Show コートの次にお勧めしたいのは5面のクレーコートです。日本ではなかなかレア(しかも高価)なので、一度プレイしてみたいですね。
下記の写真はクレーコートの様子です(メルボルンパーク公式サイトより)。
一方、コートの利用料金もかなりリーズナブルで、もしくは格安とも言えます。1時間当たりの料金は下記の表のとおりです(単位はオーストラリア・ドル)。オンラインで予約すればさらに20%の割引も適用できます。
コートの種類 | 通常期料金 | 繫忙期料金 |
---|---|---|
インドア | $46 | $56 |
アウトドア | $31 | $41 |
レッドクレー | $36 | $46.5 |
Showコート | $55 | $60 |
いかがでしょうか。Showコートはあまりにも広いので、3~4人で貸切るのは無駄と思われるかもしれませんが、3000円未満の料金で本番のレッドクレーコートを楽しめることはテニスファンにとって夢のような話かもしれません。
「ひとり旅ならどうするの」と悩む方もいるかもしれませんが、その場合事務所からボール出しマシンをレンタルすることも可能です。さらにラケットも借りられるから、手軽に旅に立つことが可能です。大会期間中には全豪オープンテニスを生観戦し、そのあと自分も同じコートに立ってみるのは、夢のようなアレンジではないですか。日本ではチケットからコート予約まで手配してくれる旅行会社もありますので、英語が苦手ならそちらに相談してみてください。
一方、大人数でこのテニスコートに訪ねる場合、運営側と交渉すれば、団体割引をもらうこともてきます。詳細はこのページにご参照ください。
最後に、この施設の情報を以下のとおりまとめます。
- 施設住所
- Melbourne & Olympic Parks, Melbourne VIC 3001
- コート数
- クレイコート5面
ハードコート30面 - 利用期間
- 全豪オープン大会期間を除く1年中利用可能
- 利用資格
- だれでも利用可能(年齢・住所・国籍を問いません)
- 利用料金
- コートの種類とシーズンによって1時間あたり$31AUD~$60AUDの間
#オンライン予約で20%オフが可能
#団体割引あり - 予約ページ
- https://www.tennisworld.net.au/court-hire/
- 予約代行
- 代行可能(ただし、tennisworldの会員のみ)